恋する乙女の空想癖

2002年11月6日
最近、まためっきりメールの回数が減ってきた。でも私は相も変わらず彼氏に夢中で、忙しい毎日の中に隙間を見つけてはぼんやり彼のことを考えてみたりしてる。そして、たまにデートでの何気ない彼の言動を想ってにっこりしてみたりして(恥)

この間会ったとき「もしかしたら仙台ってこともあるかなぁって思ってるんだよね」って話してた。就職したときの配属先のこと。

「またそんな話をするぅー!」ってふくれた私を見て、笑いながら抱きしめてくれた彼。「なんでそんな話するのさ。仙台なんか行ってやらないから」って言ったら「なんでだよ。仙台、いいとこだぜ」なんて呑気に言う。「ダメよ。あなたは遠恋ダメだから。」そういう私に彼は答えた。

「やってみないとわかんないじゃん」

キス付きで。私はちょっと嬉しくてにやけてしまったのだけど、それを見せるのがなんだか恥ずかしかったし、くやしかったから下向いて彼の胸に顔をくっつけちゃった。

そんな、何気ない会話。彼はきっと気にもとめてないと思うし、遠く離れても別れずに恋人同士約束でいようなんて約束にもならない。

けど、そんな何気ない日常の切れ端が、私にはとても大切だし愛しくて仕方がない。「付き合う」って、この切れ端みたいのを集めていくことなのかなぁなんて、最近思ってみたりして。

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